伊丹酒造組合

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「米作りから酒造りまで」

定期通信 NO.5 2006.10.20

6月3日の田植えから起算して133日目(約4ヶ月)、稲刈り適期を迎えて一面に黄金色に波打つ酒米「山田錦」が広がった田圃には、たわわに実った稲穂が垂れ下がり豊作の喜びが一面に漂っています。さあ、いよいよ収穫の始まりです。参加者の皆様は鋸鎌を手に、思い思いの場所からの稲刈りがスタートし、刈り取った稲は昔ながらの「稲木」に次々と架けられて、三分の一ほどを残して午前11時には稲刈りが終わりました。かなりの重労働にぐったりの方、まだ余力を残し最後まで落穂を拾ってくださった方、小さな子供さんの懸命な働きぶりと参加者全員の共同作業は農作業の原点だと、納得して下さった方も多かったのではないでしょうか。お昼のおにぎりと大島様を始め地元の有志の皆さんの手による豚汁、飛び入りの餅つきと全てが美味しかったとの声が多く寄せられました。本当にお疲れ様でした。これからこの酒米は精米の後、花衣の蔵元に運ばれ、醸造工程に入ってまいります。お酒となっての出来上がりは、12月20日頃を予定しています。尚、この後の「蔵見学」と「マイラベルのお酒づくり」及び「懇親会」の詳しい日程は、後程順次ご案内を差し上げます。


たわわに実った稲穂


稲刈りの始まりです


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